平成19年(2007年)栽培  


    
     スティックセニョールという新しい野菜作りにアタックする。
     去年この野菜に出会った。
     テスト的に栽培した。そして、自分も食べてみてとても美味しかった。
     これはいける。と思い今年は本格的に栽培しようと思う。
     しかし、大量生産するのは初めてなので成功するのかどうかわからない。
     ともかく、栽培の過程を記録していきたい。
     どのようになるか楽しみである。






            
山から集めてきた腐葉土を篩いにかけて育苗用の土をつくる。
                 育苗箱に土を入れてから水をまく。
                 しばらくして水が十分しみこんだら種をまく。 
                 種をまいたらさらに土をかける。     
                 その上にさらに水をかけて完成。        
                 暖かいハウスの中においておく。    





          
          スティックセニョールの本葉が2枚に育ったので、 ポットに植え替えをしました。
          新しい野菜を作るのだと、おじいさん、おばあさんの方が 張り切っています。
          目の輝きが違います。
          さすが、百姓一筋で生きてきたプライドと挑戦姿勢は真似られません。



        いよいよ定植です。
        まだ苗が小さく、気候が寒いかもしれませんが思い切って(待ちきれず)畑に植え付けました
        今回植えつけた株数は、138株でした。
        期間差で収穫するため、昨日さらに種まきをしました。 約80株できる予定です。
        したがって、全部で約200株になります。
株間を一定にするために棒でスケールを作って計りながら
植えつけましたが、なかなかうまくいきませんでした。






一度に収穫することなく、時間差(期間差)を設けて収穫するために、再度苗を育成しました。


5月15日に第2回目の植え付けをしました。またこの日に先輩株の土寄せも行いました。
大きい先輩株は順調に育ってすでに花蕾が形成されています。

5月27日に頂花蕾をとりました。
スティックセニョール栽培は、側枝をたくさん出さなければなりません。
そのため、最初に真ん中にできる頂花蕾の直径が500円玉位になったら摘みとり、側花蕾の成長を促します。
頂花蕾を摘みとると、次々に側花蕾ができます。摘みとった後にはもう側花蕾が姿を見せていました。
この側花蕾が収穫されます。

写真は先輩の株と2回目の株の様子です。
また、先輩の株には追肥を施しました。
いよいよ収穫の足音が聞こえてきました。

アルプスの残雪も少なくなってきました。スティックセニョールの向こうにはジャガイモ、カボチャが見えます。
2回目の植え付け後の様子

← 最初に植え付けした株と2回目の株

     頂花蕾が形成されました。これを摘みとりました。
                    ↓
姿を見せた側花蕾 この花蕾が100円玉位の大きさになったら茎を15cm〜20cmほどつけて収穫です



茎が15cm〜20cm位になったら摘み取る。。というよりも切り取る。
斜めに切り取り、雨水がたまり茎が腐らないようにする。
春作に続いて秋作にも挑戦しました。
秋作のほうが虫がつかなくて収穫後の処理が楽でした。
来年は秋作だけにしようと思います。