同時進行ドキュメント

みず茄子」の栽培

 令和2年度の記録
  
 令和2年、「みず茄子」の栽培記録を綴っていく。
 昨年、山の神が何気なく「みず茄子」を作ったらどうか。と言った。
 何となく興味があったので、試しに作ったら結構うまくいった。
 そこで今年は、欲をかいて去年の2倍の「ナスの本数」を予定した。
 はたしてうまくいくのか。
 昨年が、ビギナーズラックとなってしまうのか。
 何はともあれ、収穫、片付けまでの記録を書いていきたい。


     
  
     
     
2月1日 種まき
 
 2月に入ったので、待ちきれず「みず茄子」の種を蒔きました。
 暖かい冬と言っても、種を蒔くには寒いです。
 ハウスの中で育苗します。
 苗の植付けまで約3ヶ月かかるので、5月初旬に畑にお嫁入となる予定です。
 それまでの間、丁寧に育ててあげようと思います。 

       
       
     
     
     
       

2月19日 発芽 

 種まきをして、2週間たっても芽が出てこないので、心配していました。
指南書によると2週間たっても芽が出てこない場合はまき直しが必要だと書いてありましたが
信州は、ハウスの中とはいえ寒いので、昨年の経験から、もっとかかると思い、待ってました。
そしたら、種まきから約20日後になって発芽してきました。
一安心です。
これからも大事に育苗していきたい。

   
       
       
     
 
 
しばらくハウスの中に置いておきました。
今の時期では、日中で40℃になるくらいです。
こまめに水やりをして、茄子の機嫌をとり、じっくり育ててきました。
隣のベテラン農家の方に「立派に茄子苗になっている。」とお褒めの言葉を頂きました。
定植まで期間があります。頑張って育てていきたい。

     
     
   
   

4月12日 火傷

 思えば播種以降、大切に、大事に、育ててきた「みず茄子」の苗がこんなことに。
「あっという間に。。」なってしまった。
これは、火傷(やけど)です。
4月に入って少しばかり気温が上がってきたので、注意はしていたが焼いてしまった。
ハウスの中は50℃以上になっていました。一瞬です。
育苗の怖い点はの焼いてしまうこと。。。。まだ修業が足りんな。。。。。
しばらくの間立ち直れないよ。
ちょっと残ったものがあるけど。。。。心の中は晴れません。
     
     
     

5月5日 復旧しました

火傷であった「みず茄子の苗」に液肥を与えて復旧を試みました。
立ち直れないほどの、心境でしたが、頑張った甲斐もあって、
みごとに復旧しました。
畑に植え付けは、5月20日頃になる予定です。
復旧したとは、思えない程立派な苗になりました。
近くのベテラン農家の方が褒めてくれました。
嬉しい限りです。 


   
     
   

  5月13日 定植

  いよいよ「みず茄子」の定植です。
 好天に恵まれて、初夏を感じるような陽気のもとで作業を行いました。
 2月の種まき以来、長い月日が経ちましたが、やっと畑にデビューしました。
 この間、畑では堆肥入れ、肥料撒きなどの作業がありました。
 いずれも、美味しい「みず茄子」を作るには欠かせない作業です。
 いろいろな作業があり今日を迎えることが出来ました。
 立派に育って、すばらしいナスになってもらいたいものです。

     
     
     
     
     
   
     
     
     



  6月10日 仕立
定植してから一か月近く経ちました。
茄子と言えば、初期状態での仕立、整技が重要です。
暖かくなってきてタイミングもちょうど良くなってきたので。
いよいよ、決行しました。
私は、この作業が茄子の栽培の中で、一番好きで楽しみな作業です。
上手に行うと、行わないでは収穫量が大きく変わってきます。 

仕立のしかた
下記サイト参照

https://hcvalor-navi.com/gardening/kasai/eggplant/tebiki

仕立前    仕立後 
 


 6月22日 初物が生りました

 6月も中旬になり、第一号の「ナス」はできました。
長い間育ててきたので、なんだか嬉しい気分です。
もう少したくさんできたら、いっぱい紹介します。



 7月14日 整技できない
 
 雨が続いて、風もかなり吹いていて、茄子畑がメチャメチャになっている。
茄子が大きくなっても、採れないばかりでなく、
整技が全くできないので本当に困っている。

整技については次回に詳しく書くよ。
 
     
     
     
     
     
   
     
 


 7月23日 収穫が始まりました。
みず茄子を収穫してます。
今年の2月に種まきしてから、長い間育ててきましたが、いよいよ出荷の時期がきました。
雨の合間に整枝を行い肥料を施したりしました。
立派に出荷できるようになりました。
出荷するときは、自ら育てた娘を嫁がせるような気持になります。
(真剣に、草取りをした日々を思い出します。)
その記録を書いておきます。

収穫していたら、極端に大きい茄子がありました。
コンパニオンプランツのマリーゴールドに隠れて、ずーっと採り忘れていたのです。
それにしても、大きい、ジャンボでびっくりしました。
写真をご覧ください。